安田学園中学2022
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 新潟県十日町市で、1年生で学んだ観察方法を応用し、耕作放棄地をビオトープとして再生する方法を探究します。また、土壌生物や植物の観察、森林と都市の関係なども学び、「自然と人間との関わり」についても探究します。この過程で、情報収集やデータ処理の方法を身につけ、ディスカッションなどを通して課題を多角的に考える力を育成します。野外探究・森林(2年生7月) 1~3年生までに学んだ探究力を活用し、各自の興味・関心に合わせた探究を行います。ゼミ形式を採用し、専門的な探究を実践します。ゼミでは担当の先生からアドバイスを受けながら、個人で探究し、その成果を発表するだけではなく、論文にまとめます。個人探究(4年生) 探究活動の集大成として、4年生で作成した論文を英語に翻訳します。さらに、英語でプレゼンテーションができるように準備を行い、イギリス・オックスフォード大学のハートフォード・カレッジで教授・大学生に発表します。その後ディスカッションを行うことで、国際的視野を広げます。グローバル探究・英国(5年生)批判的思考力(critical thinking)、論理的思考力(logical thinking)、迅速な思考力(quick thinking)といった能力を養成する目的で、3年次の社会科の授業で実施してます。相互的なコミュニケーションで、これらの思考力を発揮する前提となる傾聴力や、説得的に伝える発信力も鍛えられます。 普段何気なく見ているものでも、注意して観ることにより疑問を発見することができます。1年生の探究では、この「注意して観る(観察)」方法を中心に学びます。 野外探究・生物では、上野動物園または葛西臨海水族園で動物の形態観察・行動観察から疑問を発見し、仮説を考えます。検証として、再観察や文献調査をし、それを基に班で議論した内容をまとめ、発表します。野外探究・生物(1年生6月・11月)探究プログラム先進コースの例4年生5年生PROGRAMPROGRAM●これまでに培った個人の探究力を活かす●国内での最終発表で、個人の探究力の成果を確認する●個人探究の成果を海外の大学でプレゼンし、グローバルコミュニケーションを体験、主体的な国際的視野を育てる「個人探究」「グローバル探究・英国」PROGRAMPROGRAM●社会の中での自分の可能性に挑戦しよう●持続可能なグローバル社会に貢献できる視野を広げよう「未来創造(企業からのミッション)」「グローバル探究・ニュージーランド」ディベート授業PICK UP12Yasuda Gakuen Junior High School

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