安田学園中学校高等学校

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YASUDA NEWS

筑波大学説明会を開催しました!

日時:2025年6月11日(水)15:30~17:00
場所:本校オーディオホール
参加者:高校1年生50名、高校2年生40名(計90名)

 

6月11日(水)、本校にて筑波大学説明会を実施いたしました。今回の説明会は、大学進学に向けた理解を深めることを目的に、筑波大学アドミッションセンターよりセンター長をお招きし、第一部・第二部の二部構成で行いました。

 

【第一部(15:30~16:20)】
筑波大学アドミッションセンター長より、大学での学びの特徴についてお話をいただきました。

筑波大学では、入学者全員が「学問への誘い」という総合科目を履修し、研究者のアプローチに触れながら、学問的視野を広げていきます。学生は、自身の所属する学群で専門性を「タテ」に深めつつ、他の学類や専門分野を複数履修する「ヨコ」への学びによって、広い視野と総合的な思考力を養います。たとえば、社会学類では社会学・法学・政治学・経済学の4分野を基礎から学び、2年終了時に主専攻を決定した上で、他の分野も並行して学ぶ仕組みです。これにより、専門性と幅広い教養を両立した学びが可能となります。また、教育へのこだわりとして、単位修得に必要な授業時間が他大学よりも長く設定されています(1単位につき75分授業×10回)。このように、時間的にも質的にも濃密な学びが保証されています。さらに、1年次にはクラス制が導入され、教員や先輩からの助言を受けながら、学生生活を安心してスタートできる体制が整っています。(卒業生の話では、5月末に開催される「やどかり祭」の準備や活動を通して、クラスの交流が深まり、大きな安心感につながったと振り返っていました)

卒業論文の指導についても、教員1人あたりの担当学生数が3名以内と、国公立大学としては非常に少人数で、手厚い指導体制が整っている点も印象的でした。

説明の中では、学群・学類についても具体的な事例を交えて紹介いただきました。

  • 人間学群心理学類:基礎から実践まで幅広い分野を網羅的に学べるのは筑波大学ならでは。
  • 理工学群社会工学類:社会・経済・都市・地域問題を数理的にアプローチする学び。
  • 体育専門学群:医学群の現役医師による講義・実習も実施し、高度かつ実践的な教育を展開。

短い時間ながらも、大学の魅力を多面的に伝えていただく貴重な機会となりました。

 

【第二部(16:30~17:00)】
本校の卒業生で、現在筑波大学に在学中の学生2名をお迎えし、大学生活についてお話いただきました。寮生活の様子、授業の具体的内容、大学での過ごし方、さらには参加者からの質問にも丁寧に答えていただきました。(受験は問題解決型の学習ですが、大学生からは発見型の学習が始まります。どちらも面白さがあり、今は受験を通して学びを楽しんでほしいです。という熱いメッセージをいただきました)

今回の大学説明会は、前回の千葉大学説明会に続く2回目の開催となりました。実際の話を直接聞くことで、進路選択に対する具体的なイメージが持てたという声も多く聞かれました。あらためまして、講演を引き受けてくださった筑波大学アドミッションセンターの皆様、貴重なお話を届けてくださった卒業生のお二人に、心より感謝申し上げます。

 

最後に次回の説明会についてのご案内です。 
名称:医学部説明会
日時:6/20(金) 15:30~17:00 
場所:安田学園オーディオホール

対象:高校1・2年 安田学園の生徒(6/6までに申込をした生徒)